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「犯罪者 クリミナル」 太田愛著

今年に入って、まず読んだ本・・がこの「犯罪者:クリミナル」でした。So01398_p
「相棒」の脚本家の一人として有名な「太田愛」さんの初小説本だそうです。

上下巻に分かれていますが、それほど小さな字というわけでもないので、読み始めれば結構一気にいきます。

推理サスペンスですから、できるだけ避けようとは思いますが・・
どうしても若干ネタバレになりますので、真っ白い状態で読みたい方はご注意ください。

太田愛さんの書かれる「相棒」は
登場人物への愛情が感じられる話が多いと思います。
男性の脚本家が多い中、数少ない女性の書き手として
キャラクターたちの特徴をうまく引き出してくれているような印象があります。

お話の筋も、分かりやすくスピード感があって、
そのうえで、情感あふれるものが多い気がしていました。

この「クリミナル」もそういった特徴はちゃんと感じられましたが、
凄惨と思える場面もあり、太田さんの違う一面を見た気がしました。

昼日中に突然に発生した無差別殺人事件。
その犠牲者の中で、ただ一人生き残った青年・修司。

修司は執拗に命を狙われ、
この事件が無差別・・ではなかったと分かってきます。

なぜ修司は命を狙われるのか?
犯人はなぜ何人もの人間を、まるで無差別のように殺したのか?

殺された人々には本当になんの共通点もないのか?

殺人鬼から逃れながら、この謎を修司と、修司を助けることになった刑事、
その古い知り合いの物書きとで解き明かしていきます。

事件の裏には巨大な・・動機があるのですが・・。think

それも単純に見えて、実はいろんな人間のさまざまな動機が
複雑にからみあって、物事の進む方向に影響を与えていきます。

冷徹な殺人鬼も、それを操る黒幕も、事件となるに至った背景も、
そして、もう一人、事件の中心に存在する男の計画。
すべてが、それぞれの人々の思惑と、悲しみやトラウマに左右され、
読者は何度も驚かされ、揺さぶられることになります。

各章の副題に日付が打たれるのですが、
これをきっちり頭にいれて読み進めることをお勧めします。sign01

私はこういった時系列があっち行ったりこっち行ったりする話は苦手で、 
途中で、今起きていることはさっきの話の前か後かが分からなくなります。
この本も上巻では何度も
現在か過去かを確かめて進みました。sweat01

でも上巻を読み終わる頃には、全体像が浮かびあがり、
あとはまさにクライム・サスペンスと呼ぶに相応しい
スピード感を味わうことができました。

下巻を読み始めた夜、本を置くことができずに、
気が付いたら明け方4時でした。coldsweats02 
fuji

そうなる危険を感じる方は、ぜひお休みの前の日にお読みください。coldsweats01

ところで、実は、私はこの本を読んで、涙してしまったのです。
サスペンス読んで涙って言うのも変なのですが・・。weep

少しネタバレになりますが、
事件の中心に幼い大勢の赤ん坊が絡んできます。
彼等が実に過酷な運命を背負うことになります。
それはなぜか?そしてその事実が事件にどう結び付くのかが
お話の一方の軸となります。

この幼い子供たちの母親が、我が子を守りながら、
過酷な運命にどう立ち向かっていくのかという物語が組み込まれます。
彼女たちの思いが結集する場面がいくつかあるのですが、
そこで、思わず涙がこぼれてしまいました。

もう一つ・・
私は、小説を読んでいるとき、
目の前に映像が広がる感覚に陥ることがあります。
そんなとき、字を追っているという感覚がなくなる瞬間があり、 
・・もちろん実際には読んでいるわけですが・・
それが、まるでランナーズハイのように、私を酔わせてくれます。
この「クリミナル」もまさに、そういった感覚を持てた本でした。

太田さんは7年かけてこの本を書かれたそうですが、
そのほとんどが取材だったといいます。
綿密な取材の裏打ちのおかげで、
小説であるにもかかわらず、ものすごくリアリティを感じます。3005010078

だから、思わず涙まで出てしまったのかな・・。confident

太田さんはどうやら続編を書いてらっしゃるようなのですが、
まったく違った事件に彼らがまた巻き込まれるってことなのかしら。

次をワクワクと待つ、そんな本に久しぶりに出会った思いです。shine

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コメント

ぴあのさんを ここまで酔わせたものとは・・
興味津々です
読み始めて 時間を忘れるほど 小説の中に
自分も 吸い込まれたいなぁ~
これから 少し時間に余裕が出来そうなので 読んでみたいですわ(^^♪

うっ、誘惑に負けて、最後まで記事を読んでしまいました。
面白そうですね!
是非、私も読んでみたいと思いました。
早速、本屋さんへ行ってきます!

sakuraさん・・
若い頃より、ずっと集中力が落ちていて、小説もなかなかその世界に入り込めません。
だからこういうのに出会うとすっごく嬉しいんですよね。

時間のあるときに、ちょこちょこっと読むっていうのもいいですよね☆

blue kittyさん・・
す、すみませ~ん。
ぜひぜひ、ご覧ください。
読書家のblue kittyさんのご意見、お聞きしてみたいです。

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「向こう」

  • 違う まだまだ君は終わりじゃないよ  君の向こうに広がる道が どこへ辿り着くかはわからないけど  楽しいときは笑うんでしょ? 悲しいときは泣くんでしょ?  どんなに毎日が辛くたって それさえできれば生きていける 生きていかなきゃ…  違う まだまだ道は続いているよ  歩いていけばきっと 生まれてきた意味も 生きている理由も わかってくるんじゃないかな・・・  そう信じて進んで もっともっと遠くまで まだまだ君は歩いていけるよ        
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