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二つの映画

6月に二つ映画を観ました。
珍しく
「シネスイッチ銀座」で立て続けに観たわけですが・・。movie

近所のシネコンのレディースディは水曜日ですが、
シネスイッチ銀座のレディースデイは金曜日。

しかも料金が千円でおつりがくると言う嬉しさです。
もっとも、ウチから銀座までの交通費がありますので、
安く済むとは言い難いですけどね。sweat01

金曜日はすごく混むので、
映画の上映開始時間よりかなり早く行かないとなりません。
ネット予約なんてできませんので、行列に並ぶのです。

もちろん、今回もどちらの映画も金曜日に観に行きました。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

以下、映画の感想です。(あくまで主観)
今回、かなりネタバレあります。
すみません。

ご注意くださいませ。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

初めに見たのは「パレードへようこそ」
ゴールデングローブ賞の「作品賞」にノミネートされてたそうです。
受賞はしなかったみたいですけど・・。

1984年のイギリス。不況で大変だった時代。
サッチャー首相が出した「20か所炭鉱閉鎖案」を巡って
議会が大騒ぎになっていた・・。

もちろん炭鉱で働く人たちは反対運動をしていたけれど、
捗々しくなかったようです。
それを知った、あるマイノリティーの団体が、彼らの為に行動を起こします。
そのマイノリティーの団体というのが「LGBT」の団体でした。
団体と言ってもマークという若者を中心に数名だけの小さなグループですけど。

「LGBT」というのは
「レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー」の略ですね。

初め、自分たちを応援してくれる人たちがいると喜んだ炭鉱夫たちですが、
何の団体か分かってから、さぁ大変・・。

当時はまだイギリスでもセクシャルマイノリティーは
差別や偏見に苦しんでいたんですね。
サッチャー首相は同性愛を称揚する行為を禁ずる法律を
導入したことがあるそうです。嫌いだったのねぇ。

このまるで違う団体同士が、どうやって手を繋ぎ始めるのか・・。
二つの活動がどう実を結んでいくのか・・が見どころです。

いろんなことがあります。
当時問題になり始めていたエイズが落す暗い影。
募金をしていても石を投げられ、唾を吐かれる。

マークも悩み、時に絶望します。

最後に、彼らの活動が、どう「LGBT」の運命を変えていくのか・・。

イギリスでは現在、同性婚は認められています。
といっても2013年に法律ができたようですから、
この映画の時代からまだ数十年、時間がかかったということですよね。

歴史的事実にある程度基づいている映画のようですが、
そんなに、大上段から訴えるというものではなく、
彼らの等身大の悩みを比較的静かに伝えていると思います。
3005010078

そして、もう一つの映画も、偶然ですが、「差別」のお話でした。

「あん」という映画です。
樹木希林さんと長瀬正敏さんの、ダブル主演かな。
あ、樹木さんのお孫さんの伽羅さんも全編にご出演。
とても重要な役割を果たしています。

あのね・・。
モッくんそっくりなの。ビックリするくらい・・。

人生にちょっとつまずいてしまった男が、
そのつまずきの為にせざるを得なくなった商売・・どら焼き屋。
そこにある日ふらりとやってきた老婆が希林さん演ずる「徳江」さん。

徳江さんは「あん」を作る天才でした。
優しく我慢強く、丁寧に作る「あん」は最高。
それまで惰性のように仕事をしていた男に働く喜びが生まれます。

でも、実は徳江さんは、ある施設で暮らしていたのです。
そこは「ハンセン病」の人たちの暮らす施設でした。

今ではもうハンセン病をいたずらに怖がる人はいないと思います。
それでも、どうでしょうか・・。
もし、治っているとはいえ、ハンセン病の人が食品を作っていると知ったら・・。
街の噂はどうでしょうか・・・。

この映画の原作を書いたのはドリアン助川さんという人だそうです。
テレビの脚本とか詩とか書いてらしゃるようですが・・。

彼がこの本を書くきっかけとなったのは、
深夜のラジオパーソナリティーをしていた頃に
生きる意味について話す若者の言葉を聞くうちに、

「人の役に立つことが生きる意味だろうか?」と思ったことだそうです。

映画の中で、徳江さんがこんな感じのことを言うのです。
「この世に生まれてきて、何も許されずに50年・・。
それでも、この世を見て、聞いて、そのためだけに生きてきた。
そうであるなら、それでいい。そのためだけに生きていい。
だから貴方も生きていいのよ」

言葉は正確じゃありません。ニュアンスは合ってると思うのですが・・
すみません・・記憶力が・・情けなくて。

その言葉が、
毎日、窒息しそうな日々を生きていた男に
貴方も生きていいんだと伝えてくれるのですね。

映画には徳江さんの施設内での友人役で市原悦子さんが出てます。
樹木さんとは違う個性を滲ませます。
二人の対照的な佇まいが、閉じ込められて生きていても、
ちゃんと個性を失うことなく、お互いを認め合っていたのだと物語ります。

この二人の演技だけでも、見ごたえ十分です。

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二つの映画はどちらも社会のマイノリティの生きづらさ、
苦しみ、悲しみを、話の中心に据えながら、
それでも、ただ悲しいだけでなく、「生きる」ことの意味を考えさせる、
そんな映画だったように思います。

命を全うすることだけでも、
生きる意味があるのだと言った徳江さんの言葉も、
自分たちのためだけでなく、誰かの為になることで
自らの生きる意味を見つけようとしたマークの気持ちも、
どちらも、優しい、とても大切な思いのように感じました。

そして、改めて普段から思っていることを強く感じました。
それは、
「差別」とか「偏見」とかいうのは、「無知」から生まれるということです。

LGBTもハンセン病やエイズのような病も、
他にももっと身近にいろいろありますよね。障害とか、精神疾患とか・・・。

正しい知識を持っていれば、無暗に恐れたり、忌み嫌ったりせずに
理解することができるのではないかと・・。

どちら側にとっても、分かりあいたい、そう思えることが第一歩なのかもしれません。

そんなことを考えさせられた映画でした。

映画解説者の言葉ではないですけど・・「映画って、本当にいいものですね」heart04

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